漫画へのビデオの変形
AKVIS Sketchのバッチ処理を使うと、複数のファイルに自動的にプラグインを適用することができます。
複数のファイルにプラグインを適用するには、まず、[バッチ処理]コマンドを使ってアクションを作成しておき、そのアクションをイメージが保存されているフォルダに適用します。アクションには複数のコマンド(AKVIS Sketch)を記録することができるため、一度に大量のイメージを処理できます。
このような変換がどのようなときに必要か疑問ですか?では、ビデオやデジタルカメラ フィルムをアニメ風に変換できるとしたらどうでしょう?
短いビデオから白黒アニメに変換する大まかな方法を紹介します。ユーザの希望次第では、色つきのアニメを作成することもできます。
このサンプルでは、Canon PowerShot A410(デジタルカメラ)で撮影した.aviビデオファイルを使用しています。元のビデオをダウンロードして見ることができます。
- ステップ 1: ハードディスクに'frames-original'と'frames-sketch'の2つのフォルダを作成します。
- ステップ 2: ビデオファイルをフレームに変換し、それらのフレームを'frames-original'フォルダに保存します。VirtualDubプログラムを使用しました。
- ステップ 3: 変換後、フレーム間の遷移を編集したり、不要なフレームを削除します。このサンプルでは最初の149個のフレームを削除することにしたので、最終的にファイルに含まれるフレーム数は740-149=591フレームになりました。
- ステップ 4: 'frames-original'フォルダのフレームを1つ選び、Adobe Photoshopで開きます。ここでは151番目のフレーム(下図)を使用します。
- ステップ 5: [アクション]パレットを開き、[新規作成]ボタンをクリックします。表示されるウィンドウにて、新規アクションセットの名前を設定します(例: Film)。
- ステップ 6: パレット下部の[アクションの新規作成]ボタンをクリックします。表示されるウィンドウにて、アクション名を設定します(例: Sketch film)。
[記録]ボタンをクリックしてアクションの記録を開始します。
- ステップ 7: このビデオは写真用のデジタルカメラで撮影したので、品質は向上の余地があります。AKVIS Sketchプラグインを使用する前に AKVIS Noise Busterでノイズを除去することにしました。プラグインを呼び出し、ノイズ除去設定を行うだけです。
をクリックし、指定した設定内容でフィルタを適用します。
- ステップ 8: AKVIS Sketchを呼び出し、鉛筆画に変換するための設定を選択します。
をクリックして適用します。
- ステップ 9: [ファイル]メニューから[名前を付けて保存]をクリックし、'frames-sketch'フォルダにイメージを保存します。
- ステップ 10: [アクション]パレット下部の[停止]ボタンをクリックしてアクションの記録を停止します。
- ステップ 11: イメージを閉じて、'frames-sketch'フォルダに保存したばかりのファイルを削除します。
- ステップ 12: アクションが作成されたので、ビデオフレームのバッチ処理ができるようになりました。エディタの[ファイル]メニューから[自動] > [バッチ]コマンドを選択します。
- ステップ 13: 表示されるバッチウィンドウ内のすべてのデータと設定を割り当てます。
- [セット]フィールドで"Film"を選択し、[アクション]フィールドで"Sketch film"を選択します。
- [ソース]フィールドはイメージのソース選択に使用します。フォルダ エントリ(特定のフォルダをソースとして指定できます)を指定します。フォルダの[選択]をクリックし、'frames-original'フォルダを指定します。
- [ファイルを開く]コマンドをアクションに記録しない場合は、["開く"コマンドを無視]チェックボックスをオフにしてください。
- [保存先]フィールドでフォルダ エントリを指定し、[選択]をクリック後、'frames-sketch'フォルダを選択します。
- ["名前を付けて保存"コマンドを省略]オプションをオンにします。
- [ファイル名]では、処理後のイメージの名前変更方法を設定します。名前を変更しない場合は、最初のフィールドでドキュメント名を指定し、2つ目のフィールドで拡張子を指定します。
- ステップ 14: [バッチ]ウィンドウの[OK]ボタンをクリックします。これで、Photoshopは'frames-original'フォルダ内のフレームを1つづつ処理し、'frames-sketch'フォルダに保存していきます。1つのファイルの処理には約18秒かかり、591フレームで構成されたビデオ全体の処理には約3時間かかります。
- ステップ 15: 最後に、個別のアニメフレームを1つのビデオにまとめます。
これで作業は完了です。完成した 白黒アニメ を読み込み、視聴できます。
色つきのアニメの作成は、AKVIS Sketchのパラメータの設定次第です!
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