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チュートリアル: AKVIS Enhancer

Enhancerモードでの単一イメージ処理

 

AKVIS Enhancerでは、単一イメージを使って、イメージの細部を鮮明にすることができます。影や明るい部分の細部を鮮明にするには、以下の手順に従って実行してください。

  • 1. AKVIS Enhancerを実行します。

  • 2. 元のイメージを開きます。コントロール パネル内の をクリックして、[開く]ダイアログボックスで目的のファイルを選択します。AKVIS Enhancerは、jpgtiffbmp、およびpng形式をサポートしています。
    Open an image in AKVIS Enhancer
  • 3. プレビュー サイズの値を選択します。

    このパラメータは、処理の準備段階のイメージ サイズを設定します。用意されている値は、1:1、1/2、1/4、および1/8です。値=1:1のとき、元のイメージのサイズ(幅と高さ)は変わりません。値=1/2のときは半分、1/4のときは1/4、1/8のときは1/8のサイズになり、それに合わせて処理時間も短くなります

    [プレビュー サイズ]は、補助的なツールで、実際のイメージの大きさを変更することはありません。元のイメージ サイズやディテールはそのまま維持されます。

    最良の結果を得ようと各種設定を変更したとき、前処理の段階を高速化できるパラメータです。細かな部分にまで気を配る必要のない写真に使用すると効果的です。大まかな結果を確認するには十分です(例えば、標準サイズの印刷用に写真を処理しているとき)。

      注意: パラメータを調整した場合、[プレビュー サイズ]=1で処理し、各種設定が最適かどうかを確認することを推奨します。

  • 4. 結果に影響する、影詳細ハイライト詳細詳細レベル、および明るさの4種類のスライダがあります。

    • [影詳細]は、イメージの暗い領域のディテールを引き出すことができます。設定可能な値は0~100です。値が大きいほど、暗い部分がより明るくなり、そのディテールのレベルが高まります。なお、このパラメータを使用しても、明るい領域のディテールが失われることはありません。

    • [ハイライト詳細]は、イメージの明るい領域のディテールを引き出すことができるます。設定可能な値は0~100です。スライダを右へ移動すると値が大きくなり、イメージの明るい領域がより暗くなり、そのディテールのレベルが高まります。このパラメータに大きな値を設定すると、一部の画像の中間色調が失われ、ボリューム感が欠ける可能性があります。

    • [詳細レベル]は、検出されるディテールの量を定義します。設定できる値は0~15、既定値は5です。値が大きいほど、色の変化が明瞭になり、ディテールがはっきりします。露出不足のイメージで、このパラメータに大きな値を設定すると、ノイズが生じる可能性があります。

    • [明るさ]は、イメージ全体の明度を変更します(全体を明るく、または暗くする)。設定可能な値は0~100、規定値は50です。スライダを右へ動かすとイメージは明るくなり、左へ動かすと暗くなります。

  • 5. 必要に応じて、[後処理]タブ内で[ヒストグラム]のスライダ、および[明るさ]、[コントラスト]、[ガンマ]、[彩度]の4つのパラメータを使用して、イメージを更に修正することができます。

    ヒストグラムは、イメージの色調範囲を表示するグラフです。横のラインは、明るさの値を設定します。縦のラインは、この明るさの値を持つピクセル数を設定します。

    ヒストグラムの下には、イメージのコントラストを変更する3つのスライダがあります。

    Levels

    右側の端点は、最大の明るさ(ホワイトポイント)を持つピクセルを表します。ヒストグラムがこのピクセルを持たない場合、イメージにホワイトポイントは含まれません。白いスライダを左へ移動すると、スライダの位置に対するポイントは、最大の明るさ(255)を推測し、この値を持つピクセルは白く映ります。それに従って、他のピクセルの明るさは再計算され、イメージは明るくなります。

    左側の端点は、最大の暗さ(ブラックポイント)を持つピクセルを表します。ヒストグラムが左端から始まらない場合、イメージにはブラックポイントが含まれていません(明るさ=0)。黒いスライダを左へ移動すると、スライダの位置に対するポイントは、明るさの最大値を推測します。その結果として、他のピクセルが再計算される一方で、黒い色調になり、イメージは暗くなります。

    中央のスライダは、イメージの色調を定義します。明るさは128(グレー色調)です。グレー色調は、スライダを左へ移動すると明るくなり、右へ移動すると暗くなります。

    ヒストグラムの近くに、チャンネルのプルダウン メニュー(RGB輝度)があります。各チャンネルは、個別に調整することも、組み合わせて補正することもできます。

     

    [後処理]タブには、イメージの明るさやコントラストの補正、ガンマ補正、イメージの彩度を変更できるパラメータも用意されています。

    • [明るさ]は、イメージの明るさを変更します。設定可能な値は-100~100、既定値は0です。値が大きいほど、イメージの全ピクセルは明るくなり、小さいほど暗くなります。

    • [コントラスト]は、イメージの明るい部分と暗い部分の差を大きくしたり(値が1以上の場合)、小さくします(値が0未満の場合)。設定可能な値は-100~100、既定値は0です。

    • [ガンマ]は、中間トーンを上下することで、イメージ全体のコントラストを変更します。設定可能な値は50~250、既定値は100です。

    • [彩度]は、イメージ カラーの強度を変更します。パラメータの値は、-100(グレー)から100(純色)です。既定値は、0に設定されています。

    このタブ内で設定を調整すると、自動的に処理が開始され、[処理後]タブに結果が表示されます。

  • 6. [Enhancer]タブや[後処理]の各種設定に満足だった場合、それらをプリセットとして保存し、後で使用することができます。設定を保存するには、[プリセット]欄にプリセット名を入力し、[保存]ボタンをクリックします。

    次から、プログラムを実行した際には、これらの各種設定が既定値として使用されます。プログラムの初期設定に戻すには、[リセット]をクリックします。

    プリセットを指定してイメージを処理するには、ドロップダウン メニューから目的のプリセットを選択してから処理を開始します。

    プリセットを削除するには、ドロップダウン メニューから目的のプリセットを選択し、[削除]をクリックします。

  • 7. 処理後のイメージをファイルに保存します。コントロール パネルの をクリックし、[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開きます。ファイル名を入力し、形式(jpgtiffbmpまたはpng)を指定し、保存先フォルダを選択します。
  • 8. イメージは印刷が可能です。印刷するには、 をクリックして、[印刷]ダイアログボックスで印刷設定を調整し、[印刷] ボタンをクリックしてください。

    [印刷]ダイアログボックスの左側は、ページ上での現在のイメージの位置を表示するプレビュー領域です。ダイアログボックスの右側で印刷設定を調整できます。

    • [アルバム]および[縦向き]チェックボックスは、印刷時のページの向きを設定します。[アルバム]チェックボックスは水平方向(高さより幅が大きい)に相当し、[縦向き]チェックボックスは垂直方向(幅より高さが大きい)に相当します。

    • [スケール]、[幅]、[高さ]パラメータ、および[ページに合わせる]チェックボックスは、イメージの印刷サイズを設定します。これらは印刷にのみ影響するものであり、イメージ自体には影響しません。イメージ スケールを%(100% より小さい値の場合は縮小、100% より大きい値の場合は拡大)で指定するか、幅や高さに新しい値を設定することで、印刷サイズを変更することができます。イメージを印刷するページに合わせるには、[ページに合わせる]チェックボックスをオンにします。

    • プレビュー領域のイメージには、マーカの付いたフレームがあり、手動でイメージサイズを変更することができます。角のマーカまたは一方のサイドをポイントし(カーソルが両方向矢印に変化します)、ドラッグします。ページ上のイメージの位置を変更するには、イメージの中央をポイントし、マウスの左ボタンをクリックしたままカーソルを移動します。また、9つの正方形の1つをクリックし、[移動先]を使用して、イメージの位置を定義することもできます。

    コンピュータがLAN上の各種プリンタに接続、または複数の出力デバイスが接続されている場合、利用可能なプリンタから1つを選択する必要があります。[印刷]ダイアログボックスの[印刷設定]をクリックして、プリンタの選択や印刷設定の調整を行ってください。

  • 9. をクリックしてAKVIS Enhancerを終了します。

 
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