処理結果の微調整を行い、最後の仕上げを行うためのツールは以下の通りです。 ぼかしブラシ
、消しゴム(背景)
、非彩色化ブラシ
、履歴ブラシ
。
これらのツールは、手動 モード有効時に ツールバー に表示されます。
: このツールは、隣接するピクセル間のカラーコントラストを下げることで、ぼかし効果を作成します。
ブラシは、[強度]パラメーターを使って調整できます。パラメーターの値が大きいほど、効果は強くなります。


: このツールは適用した領域を消去します。
強度 (設定可能値が 1-100): ツールを適用する強度を指定します。値が高いほど、消しゴムツールの影響が大きくなり、背景が見えにくくなります。
[トレランス] チェックボックスは、取り除く色の範囲をコントロールします。デフォルトの設定では無効となっていますので、ツールはすべての色を取り除きます。
有効になっている場合、クリック時、ブラシの中央の色がサンプルとして採取します。このツールを使って画像上を描画すると、指定した色は取り除かれます。
[トレランス] パラメーターの値が低いほど、取り除く色は少なくなります。値が高いと、より多くの色が取り除かれます。


: 処理を行う画像領域の彩度を下げるためのツールです。
強度 (設定可能範囲は 1-100): 非彩色化ツールの強度を指定します。値が高いほどピクセルの彩度が弱くなります。


: このツールは領域を元の状態に戻します。
強度 (設定可能値が 1-100):オリジナルの状態へのレストアの度合いを指定します。低い値の場合は適用した効果とのブレンドが残りましが、100%に近い値の場合はオリジナルの状態に完全にレストアされます。


このツールに関して以下のパラメーターを設定できます。
サイズ:ブラシ幅の直径をピクセルで指定します。
硬さ:ブラシのエッジ(境界部分)によるぼかしの程度を指定します。値が高いほどブラシのエッジが硬くなり、ぼかしも弱くなります。低い値では、境界部分の遷移がよりスムーズに、つまりやわらかい、ぼかしがかかります。