雪
雪といえば、休暇シーズンのお楽しみの1つかもしれません。雪の結晶には、雲の中で急激に冷やされて凍った水分の上質な粒子が含まれています。雪の結晶はすべて五角形の形状ですが、それぞれ異なる結晶のパターンがあり、同じものは2つとありません。
AKVIS NatureArt の雪の効果を使用するなら、雪が降る様子を再現するだけでなく、デジタル画像に雪の模様を追加することができます。
注意: 雪の効果は、Home Deluxe 版とBusiness版のみで利用できます。
デフォルトでは、効果が画像全体に適用されるように設定されています。
除外領域ツール を使用すると、画像の一部または全体を、効果の適用から除外することができます。
ツール パラメーター:
- サイズ (設定可能範囲は1-1000): ツールブラシの直径 (大きさ) を指定します。
- 硬さ (設定可能範囲は 0-100%): ブラシエッジ (背景との境界) 部分のぼかしの程度を指定します。値が大きいほど境界部分はより鮮明になります。
- 強度 (設定可能範囲は 1-100%): ツールを適用する強度を指定します。
消しゴム ツール を使って除外ツールで指定した領域を編集できます。
設定パネルのパラメーターを調整します。
[効果の適用]チェックボックスは、効果の表示/非表示を切り替えます。
チェックボックスがオフ
チェックボックスがオン
[雪]タブ
- サイズ (設定可能範囲は 20-30): 雪の結晶のサイズを指定します。
サイズ = 20
サイズ = 30
- 密度 (設定可能範囲は 80-120): 雪の結晶の数を指定します。
密度 = 80
密度 = 100
- 雪の結晶 (小) (設定可能範囲は 0-100): 小さな雪の結晶の不透明度を指定します。
雪の結晶 (小) = 60
雪の結晶 (小) = 100
- 雪の結晶 (中) (設定可能範囲は 0-100): 中程度の雪の結晶の不透明度を指定します。
雪の結晶 (中) = 60
雪の結晶 (中) = 100
- 雪の結晶 (大) (設定可能範囲は 0-100): 大きな雪の結晶の不透明度を指定します。
雪の結晶 (大) = 60
雪の結晶 (大) = 100
- 角度 (設定可能範囲は 0-180): 雪の降る方向 (水平線から時計回りに計った角度で指定)。
角度 = 70
角度 = 180
[追加]タブ
[乱数開始値]ボタンを押すと、画像内に、雪の結晶分布を新たに生成します。
雪ブラシ ツール は、雪の結晶の模様を作成するためのツールです。メインの効果を補う形で使用するか、[効果の適用]チェックボックスを無効にすることで、新たに飾りとしての雪の結晶を追加することができます。
ツール パラメーター:
- サイズ (設定可能範囲は 50-1000): ツールブラシの直径 (大きさ) を指定します。
- 密度 (設定可能範囲は 1-100): ブラシの描画によって作成される雪の結晶の数を指定します。
- 不透明度 (設定可能範囲は 1-100): 雪の結晶の不透明度を指定します。値が100の場合、雪の結晶は不透明になります。
雪の結晶プロパティ (設定パネルで調整可能):
[全般設定]タブでは、雪の結晶の基本的なプロパティを変更できます。
- 色: 雪の結晶の色を変更するには、色パレットをクリックし、[色選択]ダイアログで新たに色を選択します。
- ランダムな色 (設定可能範囲は 0-60): 高い値を設定すると、雪の結晶生成に使用される色の数が増します。
白い雲
ランダムな色 = 40
- サイズ (設定可能範囲は 15-150): 雪の結晶の基本となる最初のサイズを指定します。
- ランダム サイズ (設定可能範囲は 0-100): 基本のサイズからの差を指定し、その範囲内のサイズで雪の結晶が生成されます。値が 0 の場合、サイズは基本のサイズと同じで、すべて同じサイズになります。値を上げると、サイズのバリエーションが増えます。
サイズ = 100
ランダム サイズ = 90
- 回転 (設定可能範囲は -30 から 30): すべての雪の結晶に関する回転の角度を指定します。
- ランダムに回転 (設定可能範囲は 0-30): 雪の結晶の角度について、基本の角度からのずれの最大値を指定し、その範囲内の角度の結晶を生成します。
回転 = 20
ランダムに回転 = 90
- [着氷]チェックボックス: 雪雪の結晶に対して着氷現象を生じさせる場合に、チェックボックスをオンにします。
着氷なし (チェックボックスがオフ)
着氷あり (チェックボックスがオン)
- 強度 (設定可能範囲は 10-200): 雪の結晶に対する着氷現象の度合い (強度) を指定します。
強度 = 10
強度 = 100
[構造]タブには、雪の結晶の形状コンストラクターが含まれています。
- 雪の結晶は、星の形に似た結晶で、樹状突起と呼ばれる6つの枝で構成されています。樹状突起には、横方向のエッジと側枝があります。これらの要素は、様々なレベルに付着させることができます。レベルは、縦方向のスライダーを使用して、1 から 4 の間で調整できます。各レベルには、チェックボックスが有効になっているアイテムが表示されます。側枝の長さは、スライダーを使って調整します。
エッジ
側枝
- 雪の結晶の形をランダムに生成する場合に、[ランダムな形]チェックボックスをオンにします。
一定の形 (チェックボックスがオン)
ランダムな形 (チェックボックスがオン)
- 中央からシフト: 雪の結晶の外側のエッジに要素をシフトします。
中央からシフト = 0
中央からシフト = 100
NatureArt v. 12.6 - 10日間の評価期間