AKVIS OilPaint は、写真から油絵を作り出すことができます。独自のアルゴリズムを使用し、可能な限り画家が本物のブラシで描いた作品のように変換します。目の前で、本物の芸術作品のような作品に変換されるのを見ると、驚くことでしょう。
[簡易モード] の場合、設定パネルには 6つのパラメーターのみが表示されます。[詳細モード] の場合、パラメーターのすべてのタブとすべてのツールが使用できるようになります。
[ペイント]タブにある効果パラメーターの設定を調整します。写真から油絵に変換するための設定は、[画像]タブと[ストローク]タブで調整し、追加のエッジ処理 (フレーム) の設定は[エッジ]タブで行います。
[画像]タブでは、油絵全体の見た目やスタイルに関連した設定を調整できます。
簡素化 (設定可能範囲は 1-15): イメージをどの程度シンプルにするかを調整します。値が高いほど、ディテールが失われるため、より油絵らしくなります。
方向 (設定可能範囲は 0-100): それぞれのストロークの方向の関係性 (法則) を指定できます。低い値では、エッジに沿ったストロークが描画されますが、高い値では、すべてのストロークが同じ方向に描画されます。
幅広背景ストローク (1-10): 均一な領域でのブラシのサイズを太くします。この効果は、背景や至近距離での人物画等で使用すると、よりリアルな仕上がりになります。
エクスプレッション (設定可能範囲は 5-100): エッジが均一でない、画家特有の太いストロークやペイントの混じり合いにより、活き活きとした表現のリアルな油絵を生成します。
塗りつぶし (設定可能範囲は 0-100): 空きスペースを塗りつぶします。
レリーフ (設定可能範囲は 0-100): キャンバスの表面から突出した立体的なブラシストロークの効果を作り出します。
明るさ (設定可能範囲は 0-100): 白い領域を増やして、イメージを明るくします。
乱数開始値 (設定可能範囲は 0-9999): ブラシ ストロークをランダムに配置します。
[ストローク]タブでは、ブラシ ストロークのパラメーターを変えることができます。
ストロークの太さ (設定可能範囲は 1-100): ブラシ ストロークの幅を調整します。
ストロークの最大長 (設定可能範囲は 1-100):ストロークの長さの最大値を設定します。
ストロークの最小長 (設定可能範囲は 1-100): ストロークの長さの最小値を設定します (ストロークの最大長の値に対する割合 %)。
ブラシの毛の太さ (設定可能範囲が 10-100): ブラシの毛先の幅を指定します。値が低いと毛先が細くて鮮明なのに対し、値が高いと毛が太くてぼかしがかかります。
ブラシの毛の密度 (設定可能範囲は 1-100): ブラシの毛の数を指定します。
強度 (設定可能範囲は 1-100): ストロークの鮮明度とコントラストの度合いを調整できます。低い値では、ストロークが混ざり合います (ぼかされます)。
[エッジ]タブでは、追加のエッジ処理に関するパラメーターの設定を行います。この効果を使用して、生キャンバスのエッジ部分、オリジナルの輪郭や色のストロークのフレームを模倣することができます。
注意: この効果は、Home Deluxe版と Business 版でのみ利用できます。
ストローク追加: チェックボックスをオンにすると、画像のエッジ部分に追加のストロークを描画できます。
ストローク数 (設定可能範囲は 1-100): ブラシ ストロークの数を指定するパラメーターです。
ストロークの太さ (設定可能範囲が 0-100): ブラシ ストロークの幅を調整するパラメーターです。
ストロークの最大長 (設定可能範囲は 10-100): ストロークの長さの最大値を設定するパラメーターです。
エッジの滑らかさ (設定可能範囲は 5-100): ストロークのエッジ部分の透明度を調整擦るパラメーターです。
筆の毛の太さ (設定可能範囲が 15-50): ブラシの毛の幅を指定するためのパラメーターです。値が低いと毛が細くて鮮明なのに対し、値が高いと毛が太くてぼかしがかかります。
ストロークの色: チェックボックスをオンにすると、指定した色でストロークを描画できます。チェックボックスがオフの場合、背景色プロパティから色が設定されます。
レリーフ (設定可能範囲は 0-100): ストロークの浮き彫りをより際立たせるパラメーターです。
楕円形: チェックボックスを有効にすると、楕円形のストロークを描画できます。
[ランダム]ボタンをクリックすると、設定をランダムに設定できます。
高度なライセンスであるHome Deluxe と Business では以下のツールも使用できます。
ストロークの方向ツール を使うと、ブラシ ストロークを自由にコントロールできるようになります。この技術により、人間の髪の方向、全体の模様やテキストの方向が正しく修正され、本物の油絵により近い油絵を作り出すことができます。このツールを使用すると、油絵に独自性を追加できます。
結果の処理には、後処理ツール 、 、 、 を使用することもできます。
これらのツールは、最終処理段階で使用します。処理を再実行した場合、ブラシを使用した編集が失われる場合があります!