パステルは、水彩画とスケッチ画の間にできる隙間を埋めることのできる特別な技能をシュミレートします。パステルチョークを使うと、淡いエッジでソフトで滑らかなストロークを描くことができます。
注意:パステル技法はHome Deluxe and Businessでのみ利用できます。試用期間にすべての機能をお試しいただけます。
[ペイント]タブには、写真をパステル画に変換するための各パラメーターが用意されています。
効果パラメーター
ストロークの太さ: (0-100の値で設定可能) ストロークの太さを設定します。
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サイズ = 1 | サイズ = 70 |
最小/最大 ストロークの長さ: (1-100の値で設定可能) 使用するストロークの長さの範囲を設定します。ストロークの長さは、同じスケール内の2つのスライダーで設定を行います。左のスライダーはストロークの最小長を、右のスライダーはストロークの最大長をそれぞれ設定します。ストロークの長さは、必ず最小長より長く、最大長より短くなり、2つのスライダーの間の長さのみ使用されます。
このパラメーターにより、様々なスタイルのパステル画を描画できます。短いストロークを使ったスケッチ(細い鉛筆を使用したような効果)から、ソフトで滑らかなストロークを持つ絵まで様々です。
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ストローク最小長/最大長 = 1/11 | ストローク最小長/最大長 = 45/100 |
ストロークの強度: (0-100の値で設定可能) ストロークが目に見える度合いを設定します。低い値では、薄く、弱々しく、ソフトなストロークになります。高い値では、それぞれのストロークにより多くの顔料粒子が集中し、濃く、大きなストロークになり、識別しやすくなります。
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ストロークの強度 = 5 | ストロークの強度 = 80 |
密度: (0-100の値で設定可能) 画像内のストロークの数を設定します。値が高いほど、画像内のペイントされていない部分が少なくなります。すべての隙間がペイントされると、何層か重ね塗りを行うため、光沢のある仕上がりになります。
注意:高い値を設定するほど、処理に時間がかかります。
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密度 = 5 | 密度 = 80 |
明るさ: (0-100の値で設定可能) 画像の上から重ねる白いストロークの数を設定します。値が高いほど、画像は明るいトーンでの占める割合が高くなります。
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明るさ = 10 | 明るさ = 80 |
滑らかさ: (1-10の値で設定可能) ストロークの太さの変化やぼかしによって画像の構造に変化を与えます。
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滑らかさ = 2 | 滑らかさ = 10 |
追加機能:
ストロークの方向ツール を使って、ストロークの方向を変えることによって独自の創造的なタッチを加えることができます。誘導ラインをひき、それに沿ったストロークを用いたイメージに変換します。この技術により、人間の髪の方向、全体の模様やテキストの方向が正しく修正され、本物の油絵により近い油絵を作り出すことができます。
自動処理実行後に、 指先ツール を使って、手動で不揃いな部分を修正できます。このツールは[処理後]タブでのみ利用できます。
履歴ブラシ : ツールを有効にすると、効果を弱め、画像を部分的もしくは全体的に元の状態にレストアします。
注意: [処理前]タブに切り替えて[実行]ボタン をクリックすると、指先ツール、履歴ブラシでの編集内容が失われてしまいます。