チュートリアル: AKVIS Coloriage AI
色付けのヒント
以下に紹介する色付けのヒントを活用して、写真の色付けのコツをつかみ、プロのような作品を作ることができるでしょう。これらのヒントは、白黒写真に色を追加、カラー写真の色の変更、AKVIS Coloriage AI での作業の最適化等の方法を身につける助けになるでしょう。
- 色を選択する時、処理後の最終結果は、元の色の明るさにより大きく変わるということを考慮に入れて選択してください。
自動調整で満足した色が得られなかった場合、独自に色を明るくしたり暗くしたりすることができます。この場合、選択した色の明るさ範囲を変更する必要があります。ただし、明るさ範囲を縮小すると(特に、極端に縮小した場合)、画像のディテールや深みが損なわれますので注意してください。
- 自然な色付けを行うには、元のイメージである白黒写真に彩度が低めの色を選択する ことです。
- 色の遷移を滑らかにしたい場合 (空や緑草などに複数の色を割り当てる場合) は、それぞれのストロークを離して描画します。色の遷移をはっきりさせたい場合 (目や唇などに色を割り当てる場合) は、それぞれのストロークを近づけて描画します。
- ストロークを削除する場合、 消しゴムツール を使用します。消しゴム ツールのホットキーは、Eキーです。
ストローク全体を削除するには、Altキー(Mac の場合は、Optionキー)を押し長さ、ストロークをクリックします。
すべてのストロークを削除する場合は、Alt+Ctrl(Mac の場合は、Option+⌘)キーを押しながら画像をクリックします。
- 描画されているストロークの色 (またはストロークの明るさ範囲)を変更する場合、別の色(または明るさ範囲)を選び、 [チューブ]ツール を選択して、ストロークをクリックします。
同じ色で描画した複数のストロークの色を変更する場合は、[マジックチューブ] をクリックし、対象ストロークの内の一本をクリックします(クリックしたストロークと同じ色のストロークがすべて変換されます)。
明るさ範囲は考慮せず、同じ色のすべてのストロークの色を変更するには、[マジックチューブ] を、Ctrlキー(Mac の場合は、⌘キー)を押したまま使用します。
- 直線を描画するには、ペンツール を有効にし、Shiftキーを押しながら直線の開始点、終了点の順にクリックします。この方法であれば、多角形の輪郭を描画できます。
- 色が複雑な模様等の場合、色の境界部分がはっきりしていれば、 マルチカラーツールを使うことができます。何本ものストロークを描画する代わりに、1本のストロークの描画だけで、画像内でポインタが指す部分の元の色に応じて、ストロークの色が自動的に変更されるため、時間の節約にもなります。
- 安全のため、 描画したストロークの保存は、必ず別のファイルに行ってください。
すべてのオブジェクトに色を指定する前に作業を中断する場合や色付けした写真を後で編集する(色スキームの変更、ストロークの編集)場合などには役立ちます。
ストロークを保存するには、 ボタンをクリックし、ストロークを読み込むには、 ボタンをクリックします。
作業途中のイメージを使用した色付け作業に関する操作例をご覧ください。
- ツールへのクイック アクセスには、次のホットキーを使えます。ペンツール のホットキーは Bキー、消しゴムツール のホットキーは Eキー、スポイトツール のホットキーはIキー、チューブツール のホットキーはGキーです。
- ペン 、色維持ペン 、消しゴム 再カラー ブラシ 、調整ブラシ 、履歴ブラシ の各ツールのブラシサイズを変更するには、ツールボタンを押した際に表示されるポップアップ ウィンドウを使用します。
ブラシのサイズを小さくするためのホットキーは[キー、大きくするためのホットキーは]キーです。
- イメージのサイズの拡大/縮小率を変更するには、 ナビゲーターを使用します。+とCtrl++キー(Mac OS の場合は⌘++)で拡大します。-とCtrl+-キー(Mac OS の場合は⌘+-)で縮小します。
- 最後の操作をキャンセルする場合、 [元に戻す]ボタン または、ホットキーのCtrl+Z(Mac の場合は、⌘+Z)キーを使用します。
変更のレストアは、[やり直し]ボタン を使います。この操作に対するホットキーは、Windows の場合Ctrl+Y(Mac の場合は、⌘+Y)キーを使用します。
Coloriage AI v. 15.5 - 10日間の評価期間