チュートリアル: AKVIS Coloriage AI
車体の色の変更
作業途中の保存データを元に、車体の色を自分の好みに合わせて変えることができます。アーカイブをダウンロードすると、元のイメージとストロークの情報が保存されたファイル(*.strokes)が含れます。アーカイブのダウンロード先やダウンロード後の作業の詳細は、こちらをご覧ください。
ここでは、カラー写真の特定の色の部分のみを変更する(それ以外の部分の色は変更しない)方法を紹介します。
AKVIS Coloriage AIで変更するのは、車体の色だけです。その他の色(スポーツカーの屋根、ヘッドライト、ホイール、空、雪などの色)は変更しません。
このチュートリアルではプラグイン版を使用していますが、スタンドアロン版でも、同じ方法で同様の結果が得られます。
以下の手順を実行します。
- ステップ 1: フォトエディターでスポーツカーの写真を開きます。
- ステップ 2: AKVIS Coloriage AIのプラグイン版を呼び出します。AliveColors の場合は、[Effects] > [AKVIS」 > [Coloriage AI]、Adobe Photoshop の場合は、[フィルタ] > [AKVIS」 > [Coloriage AI]、Corel Photo-Paintの場合は、[効果] > [AKVIS] > [Coloriage AI] の順に選択します。
- ステップ 3: 車体の新しい色を指定します。この際、元の色が淡い黄色であるため、処理後の色も淡い色になることに注意してください。濃い青やワインレッドにすることはできません。そのため、[色]または [スワッチ]パレットからライラック色などの淡い色を指定する必要があります。
- ステップ 4: 鉛筆ツール を選択し、車体の輪郭をその境界の少し内側に描画します。車体の内側のパーツ(エアパイプやドアノブなど)の色は変更しないため、車体に指定した色でそれらのパーツを囲みます。
- ステップ 5: 色維持ペンツール を選択し、車体の周りに閉じた輪郭を描画します。輪郭は、車体に隣接しているすべてのオブジェクト(背景、ヘッドライト、屋根、窓、ホイールなど)を通る必要があります。これらのオブジェクトの色は変更せず維持するからです。また、輪郭は閉じる必要があります。同様に、[色維持ペン]ツールで、エアパイプやドアノブなど、車体の内側で色を維持するパーツもマーキングします。
- ステップ 6: をクリックします。色付けの結果が、[処理後]タブに表示されます。
- ステップ 7: をクリックし、着色結果を適用します。
以下の写真は、別の色を指定した場合の例です。
Coloriage AI v. 15.5 - 10日間の評価期間