チュートリアル: AKVIS MultiBrush
邪魔者をイメージから削除
仲良くキスする2人を大人気なくも見ている邪魔者のオウムを削除します。背景がぼけていて、目立つ詳細部分もないので、作業は簡単です。少し努力を要するものといえば、オウムが乗っている枝の加工だけでしょう。
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ステップ1: フォトエディタで画像を読み込みます。 スタンドアロン 版の MultiBrush を使っても同じ結果を得ることができます。
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ステップ2: AKVIS MultiBrushのプラグイン版を起動します。Adobe Photoshopの場合は、[フィルタ] > [AKVIS] > [MultiBrush]、Corel (Jasc) Paint Shop Proの場合は、[効果] > [プラグイン] > [AKVIS] > [MultiBrush]、 Corel Photo-Paintの場合は、[効果] > [AKVIS] > [MultiBrush]をそれぞれ選択します。
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ステップ3: 邪魔者オウムを カメレオン ブラシのアーティスティック クローニングを使って取り除きます。
このモードでは、ブラシサイズを変えたり、他のソースを複製したり、イメージの様々な部分から複製できます。複製部分が背景になじむための処理は、このモードを使い終わって(ボタンをクリックして)から行われます。
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ステップ4: オウムを適切なイメージの部分と置き換えることから始めます。まず、枝を複製します。
まず複製するソースを指定するために、Altキー(MacintoshではOption) を押しながらオウムの右隣の枝のあたりを左クリックします。
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ステップ5: 線を1つひくと、オウムの足元だったところに枝が複製されます。
先程より少し下の枝の部分をソースとして指定し、複製します。この作業を枝が完全に複製できるまで続けます。
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ステップ6: 次に、オウムの尾の部分を削除します。枝の下の部分をソースとして指定し、オウムの尾の上から置き換えます。
ある部分を複製中に失敗した場合、 ボタンで最後の操作を取り消すことができます。
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ステップ7: 最後にオウムの上半身を削除します。枝の右上の背景部分をソースとして指定します。
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ステップ8: 枝の部分にある小さな欠陥などをブラシでレタッチします。オウムは削除され、枝に置き換えられましたが、境界部分がまだわかる状態です。をクリックし、最終処理を開始します。
このプロセスでは、複製した部分が背景になじむように処理を行われます。邪魔者オウムは跡形もなく消すことができました。