チュートリアル: AKVIS Sketch

友人とカフェで：その一瞬をスケッチ画に

友人といて、「素敵！スケッチするからじっとしてて！」と言いたくなるような場面に遭遇したことはありませんか？そう思ったとしても、長い時間まったく動かずにいられる人はいません。しかし、スケッチ画の完成図を想像し、写真を撮ることはできるでしょう。

ここに、カフェで撮った仲の良い2人の女の子の写真があります。AKVIS Sketch のスタンドアロン版を使用して、時間の流れを止めて、この一瞬をスケッチ画に変換します。

処理前

処理後

ステップ 1. AKVIS Sketch のスタンドアロン版を起動します。
ステップ 2. ボタンをクリックし、変換する写真を選択します。

写真を選択して開くと、変換処理は自動的に行われ、変換結果が[処理前]タブのクイックプレビュー枠内に表示されます。
ステップ 3. 顔の特徴がはっきりしないので、次に表示されている[スケッチ]タブを使ってパラメータを調節します。

結果が、プレビュー枠内に表示されます。
ステップ 4. プレビュー枠内で処理後のイメージを確認し、全体に設定を適用することにします。処理を実行するには、をクリックします。適用後の結果が[処理後]タブに表示されます。
ステップ5. 貴重な一瞬は、色付けするとさらに素敵な作品になります。もともとの色を加えるには、[Coloration]パラメータの値を上げます。このパラメータだけは、[実行]ボタンを押すことなく即座に適用されます。
ステップ 6. [背景]タブに切り替えて、背景の動きを表すような効果を加えます。友人達の時間が止まって、周りは動き続けているかのように見せるよう設定します。
ドロップダウンメニューから[スケッチとぼかし]モードを選択します。[放射状] ぼかしモードを使ってみました。

を使って、ぼかしを適用しない範囲、を使って、ぼかしを適用する範囲をそれぞれ指定します。
ステップ 7. 処理を実行します。処理後の結果はこのようになりました。
ヒント: [スケッチとぼかし]モードは、背景に非常に細かい不要な情報が含まれていて、気をそらしてしまう場合に使用すると効果的です。

この方法を使えば、どんな写真でも、貴重な一瞬をスケッチ画にするだけでなく、その場だけ時間が止まったように見せることができます。